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カーボンフレームの塗装は難しい。

2018年 1月 3日

画像は、2個のカーボンフレームの全塗装の様子。

ピンクのは、Look595ウルトラで、実に3週間の完全乾燥期間を経て、全体を耐水ペーパーの600番で足付け処理してから、クリアのウレタン缶スプレーを吹いた。

で、分かった事は、クリアは顔料が入っていないので、塗料の粘性が低くて垂れ易すくて、実際に2箇所ほど垂れてきたんだけど、完全乾燥の塗膜の上に塗るならば、垂れたらティッシュペーパーで拭き取って、再度、塗るだけでリカバリー出来るから、実に簡単に塗れる事。

塗料の完了が1週間伸びるけれど、安定した艶が出せるので、クリアを最後に塗るのは結構 メリットは大きい。

あと、ケストレルのトライアスロンバイクのフレームは、トラブルが続く。

最初、メタリックゴールドをいきなり上塗り出来るかと思って塗り始めたら、下地がカーボンのブラックでは、隠蔽力が足りない事が分かり、仕方ないので、下塗り用シルバーを中途半端に塗ったゴールドの上に塗ったんだけど、多少のミスもあって、ウレタン缶スプレー1本では塗り切れず、調達には時間切れで 途中で中止。

どうせ上塗りのゴールドも足りないので、来週に作業は持ち越し。

画像でも分かる様に、このフレームはシートチューブレスの分、縦方向の剛性を確保する為に側面の面積が大きくて、その分 塗料が多目に必要で、最低でも4本、今回は手順を失敗したので5本以上、買う事になる。

以前に塗ったグレーメタリックならば、2本で塗り切れるんだが、このケストレルはゴールドで塗ったらカッコいいと言う天啓で始めた塗装なので、やりきるしか無い。

多分、メタリックカラーでもクリアの上塗りは有効だと思うが、メタリックカラーの塗膜がハーフマットみたいになってるのも渋くて好きなので、今回はゴールドにはクリアは重ね塗りはしない。

夏場ならば、丸3日で完全乾燥出来るので、塗装して3日目に組み立て作業が開始出来るが、冬は最低でも1週間は完全乾燥の為の時間が必要なので、ケストレルの組み立てが出来るのは、自動的に2週間後が最短になっちゃう。

まあ、浴室でファンヒーターを焚いて30度cで強制乾燥させれば、半日で完全乾燥出来るかもしれないので、気分が向いたら試してみるけれど。

プロは乾燥時間を1週間も待てないので、赤外線ヒーターで乾燥させるが、とても真似出来ない。

あと、そもそも気温が低いと、塗装自体が塗料の粘性の関係で難しくなる様に思えるが、次回は試しにウレタン缶スプレーを缶ごと湯煎してみようと思っている。

しかし、カーボンフレームの全塗装はクロモリフレームよりも色々と面倒で難しい。

このケストレルの塗装が終わったら、フレーム塗装は当分は 、もうやらない。

元々、クロモリフレームの錆の対応の為に始めたフレームの再塗装だが、私の所有するクロモリフレームの車体、合計で7台のうち、部分塗装が1台に全塗装が4台、完了して、最初の状態で残ってるのは2台だけ。この2台は塗装が安定してるので、おそらくは再塗装はやらない。

多分、クロモリフレームの多くに錆が発生したのは、雨でも平気で乗ってたのも原因の一つだと思うが、明らかに塗膜が弱かったのが一番大きい。が、問題のあるフレームは既にもう全部、再塗装は済んだ。

因みに、2台のイタリアンクロモリは全て、再塗装になっちゃった。

イタリアンクロモリは、そもそもタッピングやフェイシングが全部、やり直しの必要があったんだが、塗装まで全部がやり直し。

おそらくは、イタリアンハンドメイドは、こう言うものだと思う。

最初から未完成が当たり前。