リンスキーR430チタンフレーム 買ってみた 乗ってみた

2010年 11月 8日

価格と性能が釣り合わないとして完全少数派のチタンロードバイクだが、その独特の質感と感触にどうしても興味があったので買ってみた。ついでに試してみたかったフルカーボンホイールも海外通販で手にいれ組み込んでみた。

フレームはリンスキーというアメリカのチタン専業のメーカーというか工房で輸入元も小さな所なので届くのに8か月かかった。納期は届くまで不明だった。とてもいいかげんだが、自転車の業界ではこんなの普通なのでおこってもしょうがないと最近ではやっとあきらめられるようになった。

塗装無しのサンドブラストのマット仕上げが思った以上に地味だったので、手元にあったオートバイの有名チューナーのヨシムラのキラキラしたメタルステッカーを貼った。いいかんじに華やかになった。ステッカーのご利益で、ハイパワーエンジンのオートバイのごとく疾走できる気がする。嘘です、希望です。ストイックなスポーツ自転車乗りにこういうノリの人はほとんどいない。

で、実際に乗ってみると、これがすばらしい。ペダルを踏み込む力を逃さずじつによく進む。チタンフレームが柔らかいなんてデマだ。他に持ってるハイエンドカーボンレーシングフレームのルック595ウルトラと遜色がない。乗り心地は、いつも走るヒビだらけの田舎道が、舗装をやり直したかのように感じられるほど振動をいなしてくれて夢のようにスムーズだ。まるでドイツ製の高級スポーツセダンのようだ。良い買い物だったと思う。

これで本気仕様の素材違いのロードバイクが3台そろった。時々パーツを入れ替えつつ気分で乗り換えてモチベーションを維持してのりこんでゆけそうだ。ロードバイクをはじめた人の8割以上は一年以内に挫折するといわれているが、私が思うにエントリーモデルの粗雑な感触がヤル気を無くすのではないかと思う。私もミドルレンジモデルのキャノンデールを買ってなんとなく一年以上乗らない時期があったし。

最近、奥さんがムダ使いだとうるさいが、スポーツ自転車は趣味ではなくライフスタイルだから、これでいいのだ。軽自動車より高価だと聞いてバカみたいとよくいわれるが、研ぎ澄まされたスポーツ器具である自転車だから比較は無意味だ。